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Pre Interview ・ 面接練習

AIで模擬面接をする方法|ChatGPTのプロンプト例と、声で練習するときのコツ

2026年10月21日

面接の練習相手がいない。キャリアセンターや転職エージェントの予約は先まで埋まっている。そんなとき、ChatGPT のような対話型 AI を面接官役にして、模擬面接をしてみる人が増えています。この記事では、そのまま貼って使えるプロンプト例と、文字だけの練習で見落としやすい点、声に出して練習するときのコツをまとめます。アプリを使わなくても試せる内容です。

AI で模擬面接をすると、何ができるのか

対話型 AI は、聞かれたことに文章で答える使い方が基本です。ChatGPT のアプリには、声で会話できる機能もあります(使える範囲はプランや時期で変わることがあります)。いずれにしても、無料で始められる手軽さは大きな利点です。面接の練習に使うと、次のようなことができます。

一方で、AI は「あなたの志望先の実際の面接官」ではありません。質問の傾向や評価の基準は、あくまで一般的な推測です。出てきた講評は参考として受け取り、鵜呑みにしないのが前提です。

始める前に決めておくこと

プロンプトを書く前に、次の3点をメモにしておくと、AI の質問が具体的になります。

  1. 応募する職種と会社の種類(例:法人営業、IT系の中途採用、など)
  2. 面接の段階(一次・二次・最終のどれか)
  3. 自分の経歴の要点(直近の仕事、実績、転職の理由を数行で)

注意したいのは個人情報です。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先の社名や取引先名、社外秘の数字は、入力しないか、「A社」「ある取引先」のように置き換えてから貼ってください。入力した内容の扱いは、使うサービスの規約や設定によって異なります。

プロンプト例1:面接官役になってもらう

最初の一手は、役割と進め方をはっきり伝えることです。次の文面の【 】を自分の内容に置き換えて貼ります。

あなたは【業界・職種】の中途採用の面接官です。これから私の模擬面接を行ってください。

【条件】
・面接の段階は【一次面接】です。
・質問は1回に1つだけ。私が答えてから次の質問に進んでください。
・全部で【8問】、最初は自己紹介と転職理由から始めてください。
・私が答えるまで、模範解答やアドバイスは言わないでください。
・8問が終わったら、「終了です」と伝えてください。

【私の経歴の要点】
・【直近の仕事:例)法人営業を4年、新規開拓が中心】
・【実績:例)担当エリアの新規契約数を前年の1.3倍に】
・【転職の理由:例)提案の範囲を広げたい】

準備ができたら、最初の質問をお願いします。

ポイントは「質問は1回に1つ」「答えるまでアドバイスしない」の2つです。これを入れないと、AI が質問と模範解答をまとめて返してしまい、実際の面接の緊張感がなくなります。

プロンプト例2:回答を深掘りしてもらう

実際の面接では、最初の回答より、そのあとの深掘りで答えに詰まることが多いものです。面接官役の途中で、次の指示を足してみてください。

これから私の回答に対して、必ず1回は深掘りの質問をしてください。
深掘りは次のどれかの観点で行ってください。
・具体的にどんな場面か(数字・期間・人数)
・自分が実際にやったことは何か(チームではなく自分の役割)
・うまくいかなかった点と、そこからどう変えたか
・なぜそう判断したのか
深掘りが終わったら、次の質問に進んでください。

この指示で、「頑張りました」「工夫しました」で終わる回答は、すぐに「何をどう工夫したのですか」と聞き返されるようになります。答えにくかった質問は、本番でも詰まりやすい箇所です。メモしておきましょう。

プロンプト例3:終わったあとにフィードバックをもらう

模擬面接が終わったら、面接官役を外して、講評を依頼します。

模擬面接はここまでです。面接官の役を終えて、これまでの私の回答を振り返ってください。
次の形式でお願いします。
1. 良かった点を2つ(私の発言を引用して)
2. 分かりにくかった・弱かった点を2つ(私の発言を引用して)
3. 弱かった回答を1つ選び、結論から始まる言い換えの例を示してください
4. 次の練習で意識するとよいことを1つ
ただし、私の経歴にない事実や数字は付け加えないでください。

「発言を引用して」と頼むのがコツです。引用があると、どの回答のどこが課題なのかが分かり、直す箇所が絞れます。最後の「経歴にない事実を付け加えない」も大切です。AI は、頼まなくても話を盛った言い換えを作ることがあるためです。

文字だけの練習で、見落としやすいこと

ここまでのやり方で、答えの「中身」はかなり整理できます。ただ、文字で打つ練習には限界があります。

面接は話し言葉のやりとりです。だからこそ、最終的には「声に出して答える練習」を足したほうが、本番に近づきます。

声に出す練習を足す方法

AI の音声会話機能が使える環境なら、プロンプト例1の内容を話しかけて、声でやりとりする方法があります。使えない場合も、次のやり方で声を足せます。

  1. AI が出した質問を、画面を見ながら読み上げる
  2. スマホの録音アプリを回して、その質問に声で答える(制限時間は1分〜1分半が目安)
  3. 録音を聞き返し、気になった点をメモする
  4. 必要なら、自分の回答を文字にして AI に貼り、プロンプト例3の形式で講評を頼む

録音を聞き返すのは、最初は気恥ずかしいものです。それでも、結論までに時間がかかっていないか、同じ言葉を繰り返していないか、語尾が曖昧になっていないかは、聞き返さないと気づけません。

練習のあとの振り返り方

1回の練習で直すのは、1〜2点だけに絞ってください。あれもこれも直そうとすると、次の練習で何も変わりません。目安は次のとおりです。

講評が「具体性が足りない」と指摘してきたら、直す対象は「数字」と「自分の役割」の2つです。いつ、どのくらいの規模で、自分は何をしたか。これを1文足すだけで、回答の印象は変わります。

AI の使い方で気をつけたいこと

声での練習に特化した、選択肢のひとつ

ここまで紹介した方法は、無料の範囲でも始められます。一方で、毎回プロンプトを貼り直す手間や、録音と講評を自分で組み合わせる手間が負担になる人もいます。声での模擬面接に絞ったアプリも、選択肢のひとつです。

私たちが作っている「AI面接練習 Pre Interview」は、AI の面接官と声で模擬面接をする iPhone アプリです。話し終えると面接官がすぐ声で返し、回答をもとに深掘りします。面接のあとには、発言を引用した講評(総合と観点ごとの短評、強み・課題・言い換えの例。PDF で保存できます)が届きます。面接官は AI で、講評は AI による参考の評価です。合否を保証するものではありません。

講評の質問に何度でも答えて練習できる「道場」は無料で、声と回答は iPhone の中だけで扱います。面接15分と講評、講評をもとに AI のコーチと答えを磨く15分のレッスンのセットは、通常1,500円(初回限定800円)です。月額課金はなく、有効期限もありません。対応しているのは、転職(一次・二次・最終)、新卒の就職面接、英語面接、小学校受験の保護者面接で、iOS 17 以上の iPhone、18歳以上の方が対象です。

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