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Pre Interview ・ キャリア支援者向け

模擬面接のやり方|キャリア支援者が面接官役で見る観点と、フィードバックの返し方

2026年10月21日

転職エージェント、キャリアコンサルタント、就活塾やキャリアセンターの担当者にとって、模擬面接は欠かせない支援のひとつです。一方で、1人の求職者に何度も付き合う時間は取りにくく、「何を見て、どう返せばいいのか」が担当者ごとにばらつくこともあります。この記事では、面接官役として見る観点、フィードバックの返し方の型、限られた時間で回すコツを整理します。後半では、練習の回数を増やすために AI を使う選択肢にも触れます。

この記事の内容は、動画でも解説しています。

模擬面接の目的を、最初にそろえる

模擬面接は、「うまく話せたか」を採点する場ではありません。求職者が本番までに直す点を、1〜2個に絞って持ち帰ることが目的です。目的をそろえておくと、フィードバックが散らからなくなります。実施の前に、求職者と次の3点を確認しておくと、面接官役がぶれません。

面接官役として見る観点

見る観点は多すぎると追えません。次の6つに絞ると、メモが取りやすくなります。

観点見るポイント
結論から話せているか質問に対する答えが、最初の1〜2文で分かるか。前置きや経緯の説明から入っていないか。
具体例があるか場面、期間、人数、数字が入っているか。「頑張った」「工夫した」で終わっていないか。
自分の役割が分かるかチームの成果を話すときに、本人が何をしたかが分かるか。
話に一貫性があるか志望動機、転職の理由、強み、これまでの経験がつながっているか。回答ごとに言うことが変わっていないか。
時間の使い方1問あたりの長さが適切か(目安は1分〜1分半)。話が長くなったり、短すぎたりしていないか。
逆質問の質調べれば分かることを聞いていないか。応募先への関心や、働くイメージが伝わるか。

加えて、話し方(声の大きさ、速さ、語尾、視線、姿勢)も見ますが、内容の観点とは分けてメモしてください。話し方の指摘が先に立つと、内容の課題が埋もれてしまいます。

深掘りの質問を、必ず入れる

模擬面接で見落としやすいのが、深掘りです。準備した回答は、最初の1問では整っていても、そのあとで崩れることがよくあります。次のような質問を、各回答のあとに1回入れてみてください。

深掘りへの答えが具体的であれば、回答が本人の経験に根ざしている証拠です。逆に、詰まる箇所があれば、そこが本番で落ち着いて答えられないポイントです。

フィードバックの返し方の型

フィードバックは、量を絞って、順番を決めると伝わりやすくなります。次の型がおすすめです。

  1. 良かった点を1〜2つ。本人の発言を引用しながら伝えます。「『前年の1.3倍』と数字を入れたところが伝わりやすかったです」のように。
  2. 直す点を1〜2つ。多くても2つまでです。「分かりにくい」ではなく、「結論までに30秒かかっていた」のように、事実で伝えます。
  3. 言い換えの例を1つ。弱かった回答を1つ選び、結論から始まる形に一緒に作り直します。
  4. 次回までの宿題を1つ。「志望動機を、結論から1分で話す形にしてくる」のように、行動で決めます。

そのまま使えるメモの書式を挙げておきます。

【日付】 【求職者】 【応募先・段階】
■ 良かった点:
 (本人の発言を引用)
■ 直す点(最大2つ):
 1.
 2.
■ 言い換えの例(1つの質問について):
 質問:
 改善後:結論 → 理由 → 具体例(数字・自分の役割)
■ 次回までの宿題(1つ):
■ 次回の確認事項:

気をつけたいのは、「指摘の数」を増やさないことです。10個の指摘を受けた求職者は、次の練習で何を直せばいいのか分からなくなります。本当に直す価値があるものだけを選ぶのも、支援者の仕事です。

限られた時間で回すためのコツ

練習の回数を、担当者の時間だけに頼らない

模擬面接で効果が出やすいのは、「回数」です。しかし、担当する求職者が増えるほど、一人ひとりに十分な回数を確保するのは難しくなります。担当者が付き合える回数には限りがあります。その間の反復を、求職者自身が一人で行えれば、面談では「直す点の確認」に集中できます。

そのための手段のひとつが、AI の面接官との練習です。AI は、時間や場所を選ばず、何度でも付き合えます。ただし、AI は担当者の面談や助言の代わりではありません。担当者の判断が必要な部分(応募先との相性、志望動機の方向性、キャリアの選択)は、これまでどおり担当者が見る領域です。AI に任せるのは、「話す練習を繰り返す」部分です。

Pre Interview の法人・団体向けコード

「AI面接練習 Pre Interview」は、AI の面接官と声で模擬面接をする iPhone アプリです。話し終えると面接官がすぐ声で返し、回答をもとに深掘りします。面接のあとに、発言を引用した講評(総合と観点ごとの短評、強み・課題・言い換えの例。PDF で保存可)が届き、講評をもとに AI のコーチと答えを磨く15分のレッスンも受けられます。面接官は AI で、講評は AI による参考の評価です。合否を保証するものではありません。

法人・団体向けには、「10セット分のコード」(税込13,200円、1セットあたり1,320円)を、アプリ内で購入できます。購入したコードを、求職者に1つずつ配ります。1セットは、面接15分+講評+レッスン15分で、有効期限や月額課金はありません。転職(一次・二次・最終)、新卒の就職面接、英語面接、小学校受験の保護者面接に対応しています。

プライバシーの面では、購入者に見えるのは、各コードが使われたかどうかだけです。誰が使ったか、講評の中身は、購入者には見えません。講評は本人だけが見られ、共有するかどうかは本人が PDF で決めます。担当者が求職者の練習内容を確認する用途ではなく、練習の機会を増やすための仕組みです。購入は App Store のアプリ内課金のみで、請求書払いや銀行振込には対応していません。求職者の方は、iOS 17 以上の iPhone と Apple でのサインインが必要で、18歳以上の方が対象です。

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