YANE ・ 法規制
用途地域と建蔽率・容積率。住む人のための読み方
2026年10月2日
物件資料の片隅にある「用途地域」「建蔽率」「容積率」。建てる人のための言葉に見えるが、住む人にとっても将来まわりに何が建ちうるかを知る手がかりになる。
用途地域は13種類
用途地域は、住居・商業・工業など市街地の土地利用の大枠を定めるもので、13種類ある。2018年に「田園住居地域」が加わって今の13種類になった。
- 住居系:第一種・第二種低層住居専用地域、第一種・第二種中高層住居専用地域、第一種・第二種住居地域、準住居地域、田園住居地域
- 商業系:近隣商業地域、商業地域
- 工業系:準工業地域、工業地域、工業専用地域
たとえば低層住居専用地域は、低い住宅の環境を守るための地域で、高い建物や大きな店舗は建てにくい。商業地域は店舗や事務所が集まりやすく便利な反面、隣に高い建物が建つこともある。準工業地域では、住宅と工場が並ぶこともある。
建蔽率と容積率
- 建蔽率:敷地の面積に対する、建物を真上から見た面積(建築面積)の割合。
- 容積率:敷地の面積に対する、各階の床面積の合計(延べ面積)の割合。
容積率が大きい場所ほど、同じ広さの敷地に大きな建物を建てられる。いま空き地や低い建物がある隣の敷地に、将来どれくらいの建物が建ちうるかの目安になる。なお容積率は、前面の道路の幅によっても制限される。
住む人が見ておくとよいこと
- 今の眺めや日当たりが、隣に建つ建物で変わる余地があるか(用途地域と容積率)。
- 防火地域・準防火地域か(建物の構造に決まりがある)。
- 地区計画があるか(地域ごとの細かいルール)。
- 購入なら、市街化調整区域ではないか(建て替え・増築に制限がある場合がある)。
YANE は、物件の位置の用途地域と建蔽率・容積率、防火地域、地区計画、区域区分を、国の都市計画のデータから自動で表示する。
出典・参考
この記事は公的な資料をもとにした一般的な情報です。個別の物件や契約については、自治体・不動産会社・専門家に確かめてください。
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