YANE ・ 内見
賃貸の内見チェックリスト。見るところ・持ち物・聞いておくこと
2026年10月2日
内見は、写真と間取り図では分からないことを確かめる、ほぼ一度きりの機会だ。見たいところは多いのに、時間は短い。その場でしか確かめられないことから順に見ると、あとで後悔しにくい。
部屋の中で見るところ
- 日当たり・風通し:窓の向きと、正面に建物が迫っていないか。時間帯で変わるので、内見の時刻もメモしておく。
- 音:道路・線路・隣室の音。窓を閉めた状態と開けた状態の両方で聞いてみる。
- 収納の広さ:奥行きと高さも測る。布団やスーツケースが入るか。
- 水回り:水圧、排水のにおい、換気扇の音。蛇口は実際に出してみる。
- 携帯電話の電波:部屋の奥・浴室・玄関で確かめる。
- 家具・家電の寸法:冷蔵庫と洗濯機の置き場、カーテンの幅と丈、搬入経路(玄関・廊下の幅)。
- 窓からの眺め・視線:向かいの建物や通路から部屋の中が見えないか。
建物と周辺で見るところ
- ゴミ置き場・共用部の清潔さ:管理の状態がいちばん表れる場所。
- 郵便受け・駐輪場:あふれていないか、放置物が多くないか。
- 周辺の治安・夜道:駅からの道が暗くないか。できれば夜にも一度歩く。
- スーパー・病院までの距離:地図上の距離より、坂や信号も含めた実際の歩きやすさ。
建物の築年月も確かめておくとよい。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は、旧耐震基準で建てられている可能性がある(旧耐震の見分け方)。
持っていくもの
- メジャー(5m くらいあると搬入経路も測れる)
- スマートフォン(写真・動画・方位の確認)
- 間取り図と筆記具(測った寸法をその場で書き込む)
- このチェックリスト
写真は部屋ごとに、入口から全体を一枚、細部を数枚。あとで複数の物件を見比べるときに、どの写真がどの部屋か分からなくなりやすいので、物件ごとにまとめておく。
不動産会社に聞いておくこと
- 初期費用の内訳(敷金・礼金・仲介手数料・保証会社・保険・鍵交換など)と、それぞれの金額(初期費用の内訳と計算)
- 更新料の有無と、更新の時期
- 退去時に請求される費用の考え方(原状回復)
- 入居できる日
- ハザードマップ上の位置(重要事項説明で説明を受けられる。重要事項説明の水害リスク)
退去時の費用については、国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公表している。普通に暮らしていて生じる傷みまで借りた人が負担するわけではない、という考え方が整理されているので、契約前に目を通しておくと話が早い。
「確認していないこと」を残しておく
内見のあとに迷うのは、たいてい「確かめ忘れたこと」が気になるからだ。チェックした項目だけでなく、まだ確認していない項目も残しておくと、二回目の内見や問い合わせで聞くことがはっきりする。YANE では物件ごとにチェックリストとメモ・写真を残せ、未確認の項目の数はレポートの「確認すべきこと」に入る。
出典・参考
この記事は公的な資料をもとにした一般的な情報です。個別の物件や契約については、自治体・不動産会社・専門家に確かめてください。
関連:旧耐震の見分け方/賃貸の初期費用の内訳と計算/物件の比べ方
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